2022年8月放送

産業技術総合研究所 小笠原啓一博士

メタンハイドレートの研究

【ラジオ①】

産総研でメタンハイドレートの研究をされてきた小笠原さんにお話を伺いました。

そもそもメタンハイドレートとはなにか?

日本での掘削はまだまだ実現されないのか?

など、メタンハイドレートに関する気になる質問から、

小笠原さんはメタンハイドレートの研究でどのような研究をされてきたのか、など。

メタンハイドレートの移送方法の研究のため、たった二人で4mもの巨大装置を製作されたお話はとても興味深いです。

【ラジオ②】

研究者をやってきてよかったこと、

現在のご職業に就かれるまでの経緯、進路のお話などを伺いました。

実は医者を目指していたという小笠原さん。

医学部受験挫折から人工臓器の研究を経て産総研でメタンハイドレートの研究者に。

繋がっていないようで、膜分離の研究、装置と化学を組み合わせたような研究を専門にご活躍されます。

【ラジオ③】アンケート

☆国内外問わず面白いと思った研究:CO2を別の原料にして使う研究(産総研)

産総研マガジン▶嫌われCO2と無尽蔵シリカでウレタン原料をつくる

ゴミの灰から資源をつくる。【研究の日常は、非日常だ。】


☆お勧め、行ってみたい科学館:アクアマリンふくしま、福岡市科学館、京大博物館

☆今の夢:テクニカルダイビングで自分で作った装置でメタンハイドレートが存在する深海500mくらいまで潜ってみたい。(ちなみにギネスは300m)

☆お勧めの本:気候民主主義 

中高生へのメッセージをいただきました。

収録場所は筑波山旧小林邸ひととき

小笠原さんお勧めの本「気候民主主義」

中高生へのメッセージ

「他人との違いを大事にしよう」

産業技術総合研究所

小笠原啓一さん

メタンハイドレートの研究を経て、現在は産総研の広報としてご活躍されていらっしゃいます。

産総研マガジン「メタンハイドレートとは?」