2021年11月放送

森林総合研究所 八巻先生

筑波山の半自然草原の変遷について

筑波山

【youtube①】

森林総合研究所の八巻先生に筑波山の半自然草原の変遷についてお話を伺いました。

筑波山で筑波山の研究をされている先生にお話を伺うというとても贅沢な時間でした。

そもそも草原とは、どうして草原が減ってきてしまっているのか、

筑波山の自然はどう変化してきたのか、など貴重なお話です。(28分)

youtube➡ 八巻先生①

つくばの古絵図

「つくばの古絵図」35-36ページ

出版:日本地図センター

古民家「ひととき」にて収録。快晴でした。

礼文島

【youtube②】

八巻先生は以前は札幌で「レブンアツモリソウ」の保全に関わる研究をされていらっしゃいました。レブンアツモリソウ…初めて聞いたお花の名前でしたが、植物に詳しい方の間ではとても有名だそうです。礼文島にしかない固有種。本州に咲く「アツモリソウ」も現在は盗掘により絶滅の危機となっています。

後半はつくばの草原について。草原の重要性が少しづつ理解が広がっていくよう、現在つくば市と共同で動いていらっしゃるそうです。応援していきたいです。(18分)


youtube➡ 八巻先生②

レブンアツモリソウ

収録日のお花。

ワレモコウは草原性の植物とお話にも登場。

アツモリソウ

【youtube③】

つくばにおいて、人と自然との共生はどうなっていくと思いますか?お伺いしました。

八巻先生の研究者に至るまでの経緯、お勧めの本、面白いと思った研究、など。

中高生へのメッセージをいただきました。(27分)


youtube➡ 八巻先生③

メッセージ

「自分の「やりたい」を大切に」

筑波山自然観察ハンドブック

関東の名山 筑波山

八巻先生お勧めの本

「草地と日本人」

国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所

森林管理研究領域 環境計画研究室長

八巻一成博士(農学)

【プロフィール】

1966年茨城県日立市生まれ。博士(農学)。

森林などの自然環境や自然資源の持続可能な利用と保全、およびそれらを活かした地域づくりについて調査研究をしています。主な著書は、『森林学の百科事典』(共著)、『「田舎暮らし」と豊かさ―コモンズと山村振興―』(共著)、『イギリス国立公園の現状と将来』(編著)、など。

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